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甲冑制作の
様子
こちらのページでは、実際の甲冑制作の様子をご紹介しています。
※2022年1月現在、制作教室は休止しております。
指導に関する費用や材料費などは師範と直接相談してください。

会員間の交流
犬山甲冑制作同好会では、会員間の交流を深めながら甲冑制作の技術を身に付けます。
会員間で技術を共有し合ったり、難しい箇所を手伝ってもらったりと制作のサポートも行っています。

アルミ板の加工
アルミ板を型紙で写し取った形に裁断しています。
金バサミで裁断するので、手に力を入れて切っていきます。
ここでズレが生じると、完成時の仕上がりに影響が出てしまう為、かなり神経を使います。
甲冑の形が決まる大事な工程です!

穴開けの作業
電動ドリルで穴を開けていきます。
この穴は鋲や縅糸を通すためのもので、通すものによって穴の大きさが変わってきます。
作業中は、電動工具やハンマーで成型する音が響き渡ります。
ここでも穴を開ける際に穴の輪が切れてしまわないように神経を集中して作業します。

鋲留の作業
穴を開けた箇所のうち、固定する箇所を鋲(リベット)で留めていきます。
鋲を穴に入れ、内側に飛び出した鋲の尻部分をハンマーで叩いて潰し、加締めて留めます。
この方法は古来から変わっておらず、甲冑作りの伝統的工程と言えます。
当会は戦国時代の「桶川胴」や兜を制作するので、平鋲を使用しています。

塗装の作業
甲冑の部品が出来上がったら、カシュー塗料を用いて塗装します。
全体を滑らかに仕上げるためには、色の塗りムラが出ないようにしないといけないため、集中力が必要となります。
この工程を数回~十数回繰り返し行うことで、美しい色の綺麗な甲冑に仕上がります!
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